SEOの応用編
近代戦に入っての日本軍は、ロジスティクスを軽視していたようです。
その証拠に「帽重兵が兵隊ならば、蝶々やトンボも鳥のうち」などと郷楡されて盆踊りなどでよく歌われていました。
つまり、物流を担当する幅重兵は戦闘員としての兵隊とは認められなかったのです。
また、ドイツにならって創設した陸軍大学校も、兵姑を担う軸重兵科の士官の入学を認めなかった。
このようにロジスティクス軽視は、日本軍の通弊でした。
日本軍の病癖ともいうべき攻撃力偏重、ロジスティクス軽視の体質は歴史的にみても根の深い民族的体質(農耕民族)といえるのかもしれません。
日本軍は、第二次世界大戦で歩兵と火器が主体の軍隊に太平洋の諸島を占領させ、食糧は現地調達を原則とし、爆薬などの物資補給は軸重兵が行った。
しかも彼らはあくまでも補助的な存在に過ぎなかった。
日本軍の補給体制はあくまでも個別的・断片的・非システム的で全体的補給体制にはなっていなかったのです。
以上のように、第二次世界大戦での日本軍のロジスティクスへの取り組みは、まことにお粗末きわまりなかった。
インパール作戦やガダルカナルの戦いでの悲惨な結果に終わったのです。
第二次世界大戦では、日本軍は兵姑で敗れたといわれてもしかたがありません。
ひるがえって、わが国ではまだまだ物流の機能を「後処理機能」、「付随的機能」などと物流を低くみている企業が多い。
これは、かつての日本軍のロジスティクス軽視の思想を引きずっているとしか思えない。
このロジスティクスは、アメリカで1960年代頃から「ビジネス戦略」、「マーケティング戦略」が重視されたことによって「ビジネス・ロジスティクス」とか「マーケティング・ロジスティクス」というように企業内で使われるようになった。
とくに英米では、第二次世界大戦中にロジスティクスで活躍した専門家が、ビジネスの世界に入ってその概念を広く応用して成果をあげた影響が大きい。
一方、わが国にロジスティクスが企業経営に導入されたのは1970年代です。
しかし企業のなかでロジスティクスが組織的・体系的に実践された形跡はなく、その後、鳴かず飛ばずの状態でした。
しかし1990年代に入って、ロジスティクスが日本の企業で体系的・組織的に実践されるようになりました。
それは、顧客要求変化への対応、デレギュレーション(規制緩和)、情報や通信技術の革新、グローバル化など環境要件が動態的に変化することによって、企業経営にロジスティクスが必要になったといえます。
企業におけるロジスティクスについて内外の多くの学者や協会がロジスティクスについて定義しています。
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